ラック、標的型攻撃メールに対する体験型学習を行う「標的型攻撃メール訓練 T3」を提供

　株式会社ラックは26日、標的型攻撃メールに対する体験型学習を行う「標的型攻撃メール訓練 T3（ティースリー）」の提供を開始した。

　標的型攻撃メール訓練 T3は、訓練メールのテンプレート（約50種類、カスタマイズ可）や、配信タイミング、配信対象などを自社内でコントロールでき、臨機応変な訓練を実施できるサービス。

　訓練システムには、訓練メールの種類、配信タイミング、配信対象などの訓練の設定が簡単に行える新たなユーザーインターフェイスを実装。訓練の実施状況確認や、実施後のアンケートも行うことができ、訓練結果の報告書をシステムからダウンロードできる。

　メール配信の準備作業から訓練結果の報告書ダウンロードまで、すべての工程を利用者が実施することで、低価格でサービスが利用可能。実施期間も短縮され、コストパフォーマンスの高い訓練を実施できるとしている。

　サービスでは、ラックが標的型攻撃メール訓練システムへのアクセスアカウントのみを発行し、利用者が自由に訓練内容や配信内容、配信対象を設定し、訓練をセルフサービスで実施できる「標的型攻撃メール訓練サービス T3」と、より高度な訓練を実施したいというニーズに対応し、ラックが顧客の計画に基づいてメール配信から実施後の報告会までフルサポートを行う「標的型攻撃メール訓練サービス T3 Plus」を提供する。

　サービスの価格はメールの配信数によって異なり、総配信数100件の場合の参考価格（税別）は、標的型攻撃メール訓練 T3が21万円、標的型攻撃メール訓練サービスT3 Plusが88万円。