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東京システムハウス、稼働中のRPA環境を診断・評価するサービス「RPAクリニック」

RPA導入後の課題解決を支援

 東京システムハウス株式会社(TSH)は25日、現在稼働中のRPAに関する、実装・ドキュメント・体制に客観的な診断・評価を行うサービス「RPAクリニック」を提供開始すると発表した。

 「RPAクリニック」は、RPA導入済みの企業を対象に、稼働しているRPAの診断・評価を行うサービス。RPA開発経験を持つエンジニアがヒアリングを行い、診断結果を「RPA診断結果カルテ」として提供することにより、RPA導入後の課題解決やさらなる自動化を促進するという。

 具体的には、「組織体制」「運用ルール」「標準ドキュメント類」「実装内容」「インフラ環境」などの要素を診断・評価して、レポート(RPA診断結果カルテ)を提出する。また改善が必要とされる要素があった場合は、改善策とともに適したサービスを提案し、その企業におけるRPA推進を支援するとした。

 メニューとしては3つを用意する。「1日診断コース」は、「組織体制」「運用ルール」「標準ドキュメント類」「実装内容」「インフラ環境」を一通り診断するもので、料金は1回あたり10万円。2つ目の「ピンポイント診断コース」は、「組織体制」「運用ルール」「標準ドキュメント類」「実装内容」「インフラ環境」の中から任意の項目に絞って診断するもので、料金は1回あたり4万円。

 また、「標準ドキュメント類」「実装内容」に関し、各業務の詳細を深掘りして診断する「重点診断コース」は、1業務あたり10万円からで提供するとしている。

RPA診断結果カルテのイメージ