パラゴン、macでNTFSの読み書きを可能にする「NTFS for Mac」、最新macOS/M1チップに対応

　パラゴンソフトウェア株式会社は22日、最新のmacOSとApple M1チップに対応し、macでNTFSボリュームの読み書きを可能にする「Microsoft NTFS for Mac by Paragon Software（以下、NTFS for Mac）」の販売を24日に開始すると発表した。

　NTFS for Macは、通常、macOSでは読み取り専用（リードオンリー）でマウントされるNTFSボリュームを読み書き可能にするファイルシステムドライバー製品。

　インストールしてMacの再起動後に、NTFSでフォーマットされたディスクを接続することで、macOS標準のファイルシステム（HFS+、APFS）と同様に、FinderおよびmacOS上で動作するアプリケーションから読み書き可能なフルアクセスが行えるようになる。

　また、最新のmacOS 11（Big Sur）に対応し、従来のIntelプロセッサに加えてM1チップ搭載製品でも利用できるようになった。

　製品画面からは、NTFSのマウント設定（自動マウントのオン／オフ、読み取り専用でのマウントなど）、再フォーマット、NTFSの検証・修復をはじめとした設定ツールを用意しており、詳細な設定が必要な場合でも対応が可能。データの転送速度も、独自開発のUFSDテクノロジーにより、macOS標準のファイルシステムと比較しても遜色（そんしょく）ないスピードを提供するとしている。

　製品の価格は、シングルライセンスの場合で3480円（税別）。対応OSは、macOS 10.12.x（Sierra）、macOS 10.13.x（High Sierra）、macOS 10.14.x（Mojave）、macOS 10.15.x（Catalina）、macOS 11.x（Big Sur）。