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パーソルAVCテクノロジー、資産の見える化によって棚卸し作業の効率化を支援する「Smart Tracer」

 パーソルAVCテクノロジー株式会社は17日、資産を見える化し、棚卸しにかかる工数・コストを削減する棚卸し管理システム「Smart Tracer」を発表した。

 Smart Tracerは、資産を見える化する棚卸し管理システム。資産ごとに張りつけておいた二次元バーコードをスマートフォンの専用アプリで読み込み、写真を撮影して棚卸し、結果を送信するだけで棚卸し作業が完了するため、作業者の負担を軽減できるという。

 送信されたデータはサーバー側で集計され、管理アプリ(PCブラウザ)画面で棚卸しの進ちょく状況や資産情報をリアルタイムで確認できる。また、資産の検索、アプリのユーザー管理、資産に張りつける二次元コード出力なども簡単に行えるとのこと。

 資産リストはCSVファイルで入出力可能で、各種システムとの連携に対応。さらに、棚卸しした資産はスマートフォンの位置情報と写真撮影により現物確認されるので、資産状態・保管場所の管理精度向上が見込めるとした。

 加えて、棚卸しで管理する項目は企業や業種ごとに異なることから、1つの管理対象物につき20項目以上の独自情報を、利用企業自身でカスタマイズできる仕組みも備えている。

 なおサーバー機能は、クラウドサービス、あるいはすでに利用しているオンプレミスのサーバー機への導入も可能とのことだ。