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サイバートラスト、サーバー証明書の申請・管理サービスを強化 より柔軟な証明書の更新管理に対応

 サイバートラスト株式会社は8日、SSL/TLSサーバー証明書の発行申請・管理サービス「SureBoard」および「SureHandsOn」の機能を強化し、サーバー証明書の発行申請・管理にかかる業務負担を軽減すると発表した。新機能は12月24日より提供開始となる予定。

 2020年9月以降、業界規制によって、サーバー証明書の有効期間が最長398日(13カ月)となったため、Webサイトを管理・運用する事業者は、毎年の更新作業が必要となっている。1年(12カ月)ごとの更新を行う場合、通常は、残余期間の1カ月(30日)の間での証明書申請・取得と、Webサイトでの更新作業が理想だが、利用者の更新計画の制約にもつながっていたとのこと。

 そこで今回の機能拡張では、サーバー証明書の更新申請が行える期間を、これまでの30日前から90日前に拡大した。あわせて、利用者の更新計画の都合により、作業などに必要となる残余期間を優先する即時発行か、毎年の更新タイミングを同月にそろえることを優先する発行保留のいずれかを選択可能にしており、利用状況に応じた柔軟な証明書の更新管理を行えるとのこと。なお発行保留を選択した場合は、元の証明書の満了日30日前まで発行が保留される。