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日商エレがSaaS型ワークマネジメントツール「Asana」を販売、安定利用を支援するサービスも

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は7日、プロジェクト管理ツールを提供する米Asanaと販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同日よりAsanaのワークマネジメントツールの販売や、安定利用を支援するサービスの提供を開始する。

 Asanaは、もともとFacebookで活用されていたタスク管理ツールをサービス化したもので、普段利用しているメール、クラウドストレージ、チャット、チケットなどを取り込み、1カ所にまとめることで、チームでのタスクを効率よく管理できる。

 また、すべてのタスクは「誰が」「いつまでに」が記録され、日々の活動結果や進行状況が可視化されるので、チームリーダーは可視化された進行や負荷状況を見ながら、効果的なフォローアップを行えるとした。

 なおAsana社は、米Zoomが発表したZapps(Zoom対応アプリケーション)のパートナーでもあり、タスクからワンクリックでZoomを起動したり、Zoom会議中に画面を切り替えることなくAsanaを利用したりできるとのこと。

 日商エレでは、リモートワークが普及しつつある現在では、離れて働くことでチームメンバーの仕事の進行状況や課題が見えにくくなり、確認・調整といった「仕事のための仕事」が増えていると指摘。お互いに状況を把握する仕事の可視化ニーズが高まっていることから、Asanaおよび同ツールをしっかりと活用できるようにする支援サービスを提供することにより、企業の生産性向上に寄与するとアピールしている。