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リコーのAIチャットボット「RICOH Chatbot Service」、LINE WORKSとの連携機能を搭載

 リコージャパン株式会社は、ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)のビジネスチャット「LINE WORKS」上で、AI搭載チャットボット「RICOH Chatbot Service」を利用できる連携機能を、11月20日から提供開始すると発表した。

 LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、クラウド型ビジネスチャットサービス。チャットや音声/ビデオ通話を行える「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載するほか、LINEとほぼ共通した使いやすいインターフェイスを備えているため、特別な教育をすることなく、直感的に利用できる点も特徴という。

 一方のRICOH Chatbot Serviceは、Excelに質問と回答を入力するだけで利用できるチャットボット。リコーが独自に開発した初期学習技術を搭載しており、事前に多くのデータを記憶させることなく、Excelで作成した想定問答をインポートするだけで手軽に導入できるとした。

 リコージャパンは今回、RICOH Chatbot ServiceとLINE WORKSの連携機能を提供し、LINE WORKSのトークルームにて、チャットボットとチャットができるようにした。チャットボットの自動回答によって迅速に情報の入手が可能となるため、社員の業務上の不安やストレスを解消するとともに、オペレーターや担当者の業務負荷負担の軽減、リモートワークの推進に貢献するとしている。

 なお本連携機能は、RICOH Chatbot ServiceのEnterpriseのユーザーは標準価格で利用可能。Standard/Starterの場合は、追加のオプション費用が発生するとのことだ。

RICOH Chatbot Service 利用イメージ