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アクシオ、ID統合管理ツール「LDAP Manager」の導入・運用を支援する「アクシオモデル」を提供

 株式会社アクシオは16日、エクスジェン・ネットワークス株式会社(以下、エクスジェン)のID統合管理ツール「LDAP Manager」をより効果的に利用できるよう支援するサービスとして、「アクシオモデル」を発表した。11月19日より提供を開始する。

働き方改革に伴う社内システムの増加とクラウドサービスの拡大に伴い、ID統合管理ツールで適正なシステム運用を希望する企業が増える中、国内トップクラスのシェアを誇るLDAP Managerの導入を検討する企業は増加しています。しかし

 社内システムの増加、あるいは利用するクラウドサービスの拡大に伴って、ID統合管理ツールで適正なシステム運用を行えるよう、LDAP Managerを導入するケースが増えているというが、現実的な運用を想定した場合、製品が提供する機能だけでは企業ごとの要求を実現できないケースも多く存在するという。

 企業ではこれに対処するため、自社の機能要件を整理し、製品と組み合わせたプログラム開発を行って利用するケースも多く見られるものの、個別開発によってコストの増大や導入期間の長期化などを招いてしまう点が課題になっているとのこと。

 そこでアクシオでは、開発要求の高い、権限管理機能や各種マスタ管理機能を提供する「アクシオモデル」により、LDAP Managerの導入・運用時の課題解決を支援するとした。

 同モデルでは、画面の条件設定で容易に利用者の権限のルール設定管理が可能になるほか、人事システム上では保持していない情報などをコード体系でひも付けにし、統合的にマスタ情報を管理する機能も提供する。

 また、所属会社・所属組織・雇用区分・役職などの情報によって、権限付与の条件とルールを作成し、権限情報の見える化を実現。さらに、LDAP Managerのプロビジョニング時に発生した「ERRORやWARNING情報」を取得し、対応方法を付加して運用管理者に提供する。

 なお「アクシオモデル」を採用することにより、開発時の課題である開発コストを、従来の開発手法と比べ約50%削減する効果が見込まれ、導入までの納期短縮も可能にするとしている。