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ドリームアーツ、“意識共有”を支援する大企業向けグループウェア「InsuiteX」
2020年11月4日 12:35
株式会社ドリーム・アーツは4日、大企業向けグループウェア「INSUITE(インスイート)」をフルモデルチェンジし、クラウドネイティブで開発された新サービス「InsuiteX」として提供開始すると発表した。
「InsuiteX」は、“大企業の働き方を変える意識改革クラウド”としてデザインされたグループウェア。組織のデジタライゼーションを推進し、組織のベクトルを統一するとともに、経営層のビジョンと現場の気づきを共鳴させることで、情報共有の先にある「意識共有」を実現するという。
そのため、組織コミュニケーションのあり方を徹底追求し、システムや時間、組織、表現の枠にとらわれない最適化されたポータル機能群を、最新のクラウドアーキテクチャで実現した。特にリモートワークやオフィス外でのモバイル利用、現場の最前線で働く「ファーストラインワーカー」など、社外からのアクセスを考慮した新しい時代のセキュリティモデルへの転換を図っている。
具体的には、チャットツールでは見逃しがちなフロー情報をストックし、オンライン上でも効率的に業務遂行に必要なコミュニケーションを促せるようにした。さらに、狙った効果を計測し改良ができる組織活性化ダッシュボードを組み込むなど、組織パフォーマンスを向上させる機能を多数搭載しているという。
また、API連携により、デジタルアーツの大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」、日本マイクロソフトのMicrosoft 365との連携強化を実現。Azure Active Directory、Microsoft Teamsとの連携も容易になっているとした。
このほか、仮説・検証サイクルを高速化し、改善しながら組織を動かす仕組みを備え、即時かつ正確な情報収集・把握・分析を目的とした「通知・通達サーベイ」、ビジョンの伝達度合いなど狙った効果を計測・スコア化できる「組織活性化ダッシュボード」で、組織の状態を素早く把握し、継続的な改善を後押しするとのことだ。
加えて今回は、情報システム部門以外の業務部門スタッフもポータルを即座に利活用できる「デザインポータル」などの仕組みを搭載し、大企業の素早い経営判断、情報浸透を可能にしている。
価格はオープン。なお、「INSUITE」の既存ユーザーはバージョンアップで環境を利用できるというが、契約形態や価格は異なるため、詳細は問い合わせが必要とのこと。