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ノジマとNTT東日本、IoTセンサーを活用した混雑状況の見える化・分析による密集回避のテストマーケティングを実施

 株式会社ノジマと東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)神奈川事業部は28日、横須賀市内のノジマ横須賀店(nojimaモール横須賀2F)において、IoTセンサーを活用して売り場内の混雑状況の見える化を行うことにより、混雑時間帯や混雑箇所を特定し、混雑改善・密集回避を行うことで、より安心・安全な店舗運営を実現するため、テストマーケティングを実施すると発表した。

 ノジマでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安心・安全な店舗運営を実施するために、営業時間短縮・店員のマスク着用・手指消毒などの対策を講じてきた。混雑改善・密集回避に向けたさらなる対策を検討したいという背景を踏まえ、ノジマとNTT東日本は共同で、IoTセンサーを活用した各売り場、テナントの混雑時間帯や混雑箇所を特定し、混雑改善・密集回避により、安心・安全な店舗運営の実現を目指す。

 テストマーケティングの実施期間は10月28日~12月31日(予定)。傾向把握対象者は、nojimaモール横須賀を利用する、スマートフォンなどを保有する来客者。

 検証項目としては、IoTセンサーを通じて人通りが多い動線を発見し、通路の幅を広げるなどの改善により、密集回避につなげる。また、売り場ごとの集客状況や滞在時間を分析し、閑散箇所にてイベントを打つなど、密集の回避につなげる。さらに、店舗内の現在の混雑状況や今後の混雑予測を行い、顧客が安心して来店できるよう情報発信を行う。

 ノジマでは、安心・安全に来店できるよう、ノジマが運営するノジマ各店舗、nojimaモール横須賀にある各テナントなどに導入拡大を検討していくとしている。