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ラック、メインフレームのキャパシティとコストの分析・運用コンサルティングサービスを提供

 株式会社ラックは27日、自律型デジタルエンタープライズのためのITソリューションを提供する米BMC Software(以下、BMC)と包括的なパートナー契約を締結し、メインフレームのキャパシティとコストの分析・運用コンサルティングを行う「メインフレームキャパシティ管理サービス」の提供を開始した。

 メインフレームキャパシティ管理サービスは、メインフレームについてキャパシティの分析・プランニングを行う「BMC AMI Capacity Management」と、コストの分析・最適化シミュレーションを行う「BMC AMI Cost Management」の2つのツールを活用して、システムの詳細な稼働状況のデータを収集、分析し、運用コストの中で比重の高いハードウェアやIBMソフトウェアライセンス費の最適化を実現するサービス。

BMC AMI Capacity Managementは、システムが記録する各種イベント情報のSMF(System Management Facilities)やシステム構成情報などを基に、キャパシティの現状把握やn年後のキャパシティ状況予測、システム更改時におけるハードウェア選定・CPU個数・区画割り振り等のシミュレーションを行う。

 BMC AMI Cost Managementは、SMFやシステム構成情報等を基に、コストの現状分析やコスト課題把握、コスト最適化案の策定およびシミュレーションを行い、ソフトウェアライセンス契約やシステムごとのコスト平準化の提言を行う。