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ラック、メインフレームのモダン化を支援する「MAJALISモダナイゼーションサービス」を提供

 株式会社ラックは6日、マイグレーションツール「MAJALIS」を活用し、メインフレームのモダン化を実現する「MAJALISモダナイゼーションサービス」を提供開始した。

 MAJALISは、多くのメインフレームで稼働するCOBOLで開発されたアプリケーションをJavaに変換することで、マイグレーションを支援するツール。システム移行の際にセキュリティ事故やデータ滅失、情報漏えいなどのリスクが高まることも指摘される中で、サービスでは、セキュリティ分野で長年の実績を持つラックが独自の知見を活用し、セキュアな移行をサポートする。

 MAJALISモダナイゼーションサービスは、既存のデータ分析、データ変換、変換前後の処理、新旧データの一致検証を自動で行うことでコストを抑え、短期間で効率的にデータ移行を実施する。

 MAJALISは、複数のメインフレームのJCL、COBOLに対応し、COBOL以外にもPL/I、EASY、アセンブラ、RPGなどの言語にも対応する。

 脆弱性を作りこまない設計とコーディングにより、データ滅失や情報漏えいなど、移行時のセキュリティリスクを低減する。

 ラックは、メインフレームのモダン化をMAJALISモダナイゼーションサービスにより推進することで、レガシーシステムの脱却およびDXをサポートし、ビジネスの成長に寄与していくとしている。