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PFU、紙書類を電子化しクラウドサービスと連携させる「ワンタッチスキャンサービス」
2020年10月22日 15:27
株式会社PFUは22日、企業の現場業務で発生する紙書類のデジタル化、業務連携を実現するサブスクリプションサービス「ワンタッチスキャンサービス」を提供開始すると発表した。
ワンタッチスキャンサービスは、ネットワークスキャナー「fi-7300NX」を用いてスキャンしたデータを、クラウドサービスへとデータを連携するサービス。紙のデジタル化とクラウド連携を、スキャナーのタッチパネルメニューを選択して紙をスキャンするだけの統一された操作で行えるため、利用者は、業務ごとに異なる処理手順や特殊なITスキルを覚える必要はないという。なお紙書類のスキャン処理は、ICカードによる利用者認証と、スキャナーのタッチパネルメニュー操作で実施する。
また、拠点に配備するスキャナーとその保守はもちろん、設定、配送、運用保守、撤去まで、すべてを初期費不要の月額料金制サブスクリプションサービスとして提供。スキャナー1台からのスモールスタートし、段階的に拡張していくといった使い方にも対応する。また、配備拠点の新設・廃止が発生しても、全体台数が変わらなければ月々の料金に変更はない。
申し込みにあたっては、Web申請ですぐ手続きが完了。契約・申し込みから最短5営業日で設定済のネットワークスキャナーを現場部門に届けられるとした。またスキャナーへの事前設定も行われているので、届いたスキャナーを箱出ししてLANに接続すれば、すぐに業務を開始できるとのこと。さらに、全国拠点の新設・廃止・移動、利用者の所在地変更にもPFUがワンストップで対応するとしている。
基本サービスでは、連携先クラウドサービス(1サービス)への接続設定済ネットワークスキャナーが1台と、利用ユーザー100名分、認証用ICカード100枚が提供され、月額11万8000円(税別、以下すべて同じ)。なお連携先クラウドサービスは、現時点では「Concur Expense」「Box」のいずれかから選択できる。
オプションとして、ネットワークスキャナー追加が1台あたり月額4600円、連携サービス追加が1サービスあたり月額2万円、利用ユーザー追加が100ユーザーあたり月額2万円。認証用ICカードとユーザーのひも付け設定が100枚までで8万円となっている。