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三菱総研DCS、マルチクラウド対応ストレージサービス「Dibertas」で安価なスタンダードプランを提供

 三菱総研DCS株式会社(以下、DCS)は、マルチクラウド対応のストレージサービス「Dibertas(ディバタス)」において、低価格プラン「スタンダードプラン」を11月30日より提供開始する。

 Dibertasは、パブリッククラウド上に保管されていたデータを、DCSのデータセンター内に集約し一元管理する、マルチテナント型の従量課金サービス。データを集約することで、個々のクラウドサービスに依存することなく、データの柔軟な利用が実現するという。

 今回発表されたスタンダードプランは、DCSデータセンター(ティア4相当)内に設置されたINFINIDAT社のストレージ「InfiniBox」を活用することで初期投資を抑える、小規模ニーズに対応した従量課金型のプラン。新たに資産を持つ必要がなく、手軽に少額から利用できる点がメリットとした。また、ボリュームの追加・拡張も含め、運用はDCSの専任スタッフが行うため、安心して利用できるとしている。

 また基本サービスとして、ストレージの運用保守費用、パブリッククラウドとの接続回線の費用をGiBあたりの単価に含んでおり、初期費用、月額利用料金ともに抑えられるとのこと。価格はGiBあたり月額8.4円(税別)で、最低利用量10TiBから提供できる。またバックアップは、GiBあたり月額6.1円(税別)。筐体外バックアップ(レプリケーション)利用時は、バックアップ対象のボリュームサイズに対して課金される。

 なお、現時点で連携可能なクラウドサービスはAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureの2つだが、顧客のニーズにあわせて、その他主要パブリッククラウドにも順次対応していく予定。西日本でのサービス展開や、東京・大阪間でのサービス連携など、さらなる拡張も計画されている。