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トレンドマイクロ、大規模産業制御システム向けセキュリティソリューション「EdgeIPS Pro」を提供

 トレンドマイクロ株式会社は7日、大規模産業制御システム向けセキュリティソリューション「EdgeIPS Pro」を11月9日から順次提供すると発表した。

 トレンドマイクロでは、従来から産業制御システム向けのセキュリティソリューションとして、産業用ネットワークに設置することで、配下に接続されている産業制御機器を、脆弱性を悪用する攻撃から防ぐIPS/IDS(仮想パッチ)機能、産業用ネットワークプロトコルの通信をプロトコル/機器/命令の種類で制御する機能を提供する産業用IPS「EdgeIPS」を提供している。

 新たに提供するEdgeIPS Proは、大規模産業制御システムを保護するセキュリティソリューションで、1台で48台以上の産業制御機器に対するサイバー攻撃の防御に対応する。

 また、EdgeFire/EdgeIPS/EdgeIPS Proの最新版ファームウェアでは、システム管理者が把握していない産業制御機器が産業用ネットワークに接続された際にも、産業制御機器のIPアドレス、Macアドレス、OS、ベンダー名、シリアル番号などの資産管理情報を可視化する機能により、複雑化する大規模産業制御システムでも情報資産の棚卸しを可能にする。

「EdgeIPS Pro」の利用イメージ

 EdgeIPS Proの製品ラインアップと価格(税別)は、「EdgeIPS Pro 1048」が初年度302万5000円(ハードウェア本体、ハードウェア保守、IOモジュール1セット、ライセンスを含む)から、次年度以降110万円(年間ハードウェア保守、年間ライセンス)から。「EdgeIPS Pro 2096」が初年度467万5000円(ハードウェア本体、ハードウェア保守、IOモジュール1セット※5、ライセンスを含む)から、次年度以降154万円(年間ハードウェア保守、年間ライセンス)から。受注開始時期は、EdgeIPS Pro 1048が11月9日、EdgeIPS Pro 2096が2021年2月1日。

EdgeIPS Pro 1048(IOモジュール2セット)
EdgeIPS Pro 2096(IOモジュール4セット)