NTT ComとNTTコムウェア、「Red Hat OpenShift」を活用したコンテナプラットフォームメニューを提供開始

　NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTT Com）とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社（以下、NTTコムウェア）は5日、NTT Comのハイブリッドクラウドサービス「Enterprise Cloud」の新たなメニューとして、「Red Hat OpenShift」を活用したコンテナプラットフォームメニューの提供を開始した。

　新たに提供するコンテナプラットフォームメニューは、NTT ComのEnterprise Cloudと、NTTコムウェアが提供するコンテナ対応のクラウドサービス「SmartCloud Duo」の連携により、コンテナ運用のニーズに対応するサービス。コンテナ運用環境を迅速かつオンデマンドに構築する事が可能となり、多様なスペックから選択できるため、高い自由度でRed Hat OpenShiftの環境を構成できる。

　企業は、ウェブポータルに必要最小限の情報を入力するだけで、コンテナレジストリをはじめファイアウォール、ロードバランサー、DNSなどの周辺環境を含めた、コンテナ運用の統合的環境を自動で構築できる。

　また、Red Hat OpenShiftの環境だけでなく、システム全体をEnterprise Cloudのサービス運用体制の中で提供する。そのため、コンテナ環境から周辺機器などにおける構築・運用に関する問い合わせや故障通知が、一元窓口で対応可能となる。

　NTT ComとNTTコムウェアでは、今後も多様化するニーズに最適なクラウド環境をワンストップで提供して行くため、Enterprise CloudとSmartCloud Duoが相互に連携できるための閉域網接続など多彩なネットワークの環境の実現や、メニューの導入・活用におけるサポートの拡充を目指すとしている。