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さくらインターネット、二要素認証機能を持つ「さくらのクラウド ショートメッセージサービス(SMS)」を提供

 さくらインターネット株式会社は17日、グループ企業のBBSakura Networks株式会社が開発したショートメッセージサービス(SMS)を、さくらのクラウドの新オプションサービス「さくらのクラウド ショートメッセージサービス(SMS)」として、9月24日から提供開始すると発表した。

 さくらのクラウド ショートメッセージサービス(SMS)は、ウェブサービスやアプリ利用時の本人認証や、金融機関での振込時の本人認証などに利用できる、SMSによる二要素認証機能を提供するサービス。既存のシステムからコントロールパネルまたはAPIを経由して、エンドユーザーのスマートフォンなどに、認証に必要な6桁の番号を送ることができる。既存システムへ手軽に二要素認証機能を導入でき、6桁の認証番号が自動生成されるため、より安全な認証を行うことができる。

 また、サービス利用事業者による任意の文章を送信可能なメッセージ配信機能も提供予定で、国内通信事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)で取り扱いのスマートフォンなどにメッセージを送信することが可能になる。

 サービスの料金は、二要素認証機能が1通11円(税込)。メッセージ配信機能は今年度中に追加する予定で、申し込みおよび利用には所定の審査が必要となる。

 さくらインターネットではサービスのリリースを記念し、9月24日~11月30日までの期間限定で、100通までの利用料金を無料とするお試しキャンペーンを実施する。