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NECプラットフォーム、エッジコンピューティングに適したコンパクトなボックス型コントローラを提供

 NECプラットフォームズ株式会社は11日、エッジコンピューティングに適したコンパクトなボックス型コントローラを、同日より販売開始すると発表した。組み込みコントローラ、工場IoTなどにおけるエッジデバイス、店舗・オフィス向けの小型サーバーなど、用途に応じた最適なプラットフォームとして利用できるという。

 新製品は、180×180×50mmのコンパクトな筐体を採用したボックス型コントローラ。NEC製標準デスクトップPCよりも体積比85%以上の削減を実現しているほか、VESA/DINレールにも対応し、設置場所を選ばすに利用できる。

 また、5年間の供給と供給終了後6年間の保守により長期供給・長期保守を実現。OSも、長期サポート可能なWindows IoT Enterprise 2019 LTSCを採用した。

 加えて、小型ボードが搭載できるオプションスロット(M.2スロット)により拡張性を確保。SSDモジュールやPCIe、SATAなど、ニーズに合わせたカスタマイズに対応し、工場における組み込みコントローラといった工作機器の制御用途や、センサーで収集したデータの処理、生体認証に際しての画像データ処理などに利用できるとのことだ。