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MDIS、ベリントのMicrosoft Teams向け通話録音機能を提供 金融機関などのコンプライアンス対応を支援

 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下、MDIS)は25日、Microsoft Teamsと連携したベリントシステムズジャパン株式会社(以下、ベリント)の通話録音統合機能を、主に金融機関に向けて提供すると発表した。

 ベリントでは、コラボレーションツールとして広く利用されているMicrosoft Teamsと連携し、同サービスによる通話やオンライン会議を自動的に録音・録画する通話録音統合機能を提供している。このソリューションは、オンプレミス、クラウドのいずれでも構築できることから、導入期間、拡張性、運用コスト、可用性などの要件に対し最適なシステムの導入を実現できるという。

 一方のMDISは、銀行、信託、生損保、証券会社、ノンバンクなどの金融機関を中心に通話録音や音声認識・分析、ディーリングフォン、一斉放送などの音声関連システムを構築してきた実績を持つ。

 今回MDISでは、こうした実績をベースに、ベリントの通話録音統合機能の検証環境を自社内に構築・運用し、コンプライアンスが確保されたコミュニケーション環境を顧客企業へ提供する体制を整備したとのこと。

 この機能では、Microsoft Teamsを利用した通話、会議を自動的に録音・録画することが可能。Microsoft Teams標準機能のオンデマンド録音・録画とは異なり、ユーザーが意識することなく記録できるほか、録音データは暗号化保存に対応し、従来の電話の通話録音システムと同様に検索・再生も行えるとのこと。

 なお今後は、通話録音統合機能と音声認識システムとの連携や、通話内容のコンプライアンスチェック、議事録の自動作成などの機能についても提供を検討する予定だ。