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シュナイダーエレクトリック、製造装置の遠隔監視を実現するソリューションパッケージ「Air Connect for Machine Advisor」
2020年8月19日 13:32
シュナイダーエレクトリックは19日、ワンストップで製造装置のクラウド接続・遠隔監視を実現するソリューション「Air Connect for Machine Advisor」を8月24日に発売すると発表した。
Air Connect for Machine Advisorは、4Gルーターと4G-SIM契約、クラウドプラットフォームをワンストップで提供し、製造装置のクラウド接続・遠隔監視を提供するトータル遠隔監視ソリューション。ソリューション。IoT向けモバイル通信サービスを提供するコネクシオ株式会社との共同開発により、ソリューションを実現した。
コネクシオ製のエッジコンピューティングゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を、新たに開発した専用の設定ツールやクラウドプラットフォームと組み合わせ、必要なデータだけを簡単にクラウドに上げることを実現。クラウド上で監視したい装置データのアドレス、データ収集の周期、クラウド上の表記名などを定義するCSVファイルを用意するだけで、複雑な通信設定やクラウド設定なしに、プログラムレスの遠隔監視ソリューションを実現する。
Air Connect for Machine Advisorのパッケージで提供する通信サービスはコネクシオのTRIBE-biz モバイルおよびTRIBE-biz VPN モバイル、ネットワーク網はNTTドコモ網。クラウドプラットフォームはシュナイダーエレクトリックのEcoStruxure Machine Advisor。
4Gルーターと4G通信(SIM)契約、クラウドプラットフォームのすべてをシュナイダーエレクトリックが一元提供し、接続や契約に関する問い合わせについても、一括してシュナイダーエレクトリックからのトータルサポートが可能。
費用については、SIM契約も含めた年間費用一括での購入(前払い)が可能。また、Air Connect for Machine Advisorは輸出用装置にも展開可能なソリューションで、海外拠点の装置監視も実現する。
クラウド監視ソリューションを使用しない「Air Connect」単体(4Gルーター+4G-SIM契約)での購入も可能。顧客が用意するクラウドシステムや、Pro-face Remote HMIやPro-face Connectなどシュナイダーエレクトリックが提供する遠隔監視ソリューションに活用できる。また、通信(SIM)契約やデータ量により、プランのカスタマイズにも対応する。