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日立ソリューションズ、建設業の働き方改革と生産性向上を支援するソリューションを提供

 株式会社日立ソリューションズは5日、AIやIoT、画像解析、高精度位置測位などのデジタル技術により、建設現場の新常態(ニューノーマル)における働き方と生産性向上を支援する「建設業向けソリューション」を8月6日より提供開始すると発表した。

 建設業向けソリューションは、日立ソリューションズが提供してきたフィールド業務を支援するソリューションや、建設業界のデジタルトランスフォーメーション支援の経験やノウハウを、建設現場の新常態における働き方改革と一層の生産性向上を実現するソリューションとして、新たに体系化したもの。

 ソリューションでは、建設現場の働き方改革や生産性向上の推進に向けて、建設現場で必要とされるプロジェクト管理、検査・点検、図面管理、安全衛生の分野で、建設現場の働き方改革や生産性向上の推進を支援する。

 日立ソリューションズの建設業における経験とノウハウを生かし、画像解析、高精度位置測位のコア技術と建設業の業務ノウハウをベースに、建設現場で熟練者のノウハウが必要な作業をサポートするソリューションをニーズに合わせて提供。たとえば、建設会社と共同開発した鉄筋の出来形検測では、画像解析の最新技術を活用し、作業の省力化を図る。

 また、日立ソリューションズが、最新デジタル技術を駆使して建設現場に革新をもたらすConTech(建設テック)に取り組む中で生まれたソリューションを体系化。今秋に販売開始を予定する建設現場画像の管理・共有サービス「StructionSite」は、欧米企業において多くの実績があり、国内の建設現場での活用が期待されるサービスだとして、今後はさらに国内外で注目される建設テックのスタートアップの最新ソリューションも取り入れてラインアップを拡充していくとしている。