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SCSK、ERPパッケージ「ProActive E2」と小林労務の電子申請特化型システム「e-asy電子申請.com」との連携ソリューション
2020年7月20日 14:41
SCSK株式会社は20日、SCSKのERPパッケージ「ProActive E2(プロアクティブ イーツー)」と、株式会社小林労務の電子申請特化型システム「e-asy電子申請.com」との連携ソリューションを、同日より提供開始すると発表した。
現在、社会保険・労働保険手続きに関する電子申請を行う場合は、総務省が運営する行政ポータルサイト「e-Gov(イーガブ)」を利用することになるが、従業員ごとに1件ずつ申請データを作成する必要があることから、申請作業の複雑性が増し、企業の人事部が担う負荷が高くなることが懸念されているという。
これに対して今回の連携ソリューションでは、ProActive E2で出力したExcelやCSVデータなどの従業員情報をe-asy電子申請.comに取り込むだけで、e-Govに直接アクセスしなくても一括して申請を行えるとのこと。
e-Govで直接申請を行う場合に1項目ずつ手入力が必要な申請についても、Excelファイルを取り込んだ後、簡単な操作だけで申請できるため、作業負担の大幅な軽減が図れるとした。
SCSKでは、例えば、離職票10人分の手続きであれば、これまでの紙やe-Govによる申請の場合では約200分かかっていたものが約12分で申請可能になると、効果をアピールしている。
また、e-asy電子申請.comを利用することで、公文書のダウンロードや、申請したデータの進捗状況の把握、過去に申請したデータの履歴閲覧が可能になるとのことだ。
なおSCSKと小林労務では、e-Govの機能更改への対応に加え、共同でプロモーションを実施し、サービスの提案を推進していく考え。第1弾としては、7月30日と8月7日に、人事給与業務の電子申請の活用促進に関するセミナーを開催する。
さらに、ProActive E2を契約中の企業・団体が、e-asy電子申請.comのクラウドプランを新規契約した場合、同プランの基本ライセンス料(1ID分)とシステム保守料をあわせた、最大3カ月分の月額使用料を無料にするキャンペーンも実施するとした。7月20日から9月30日までの新規契約分が対象となる。