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キッセイコムテックのレンタル業務向けシステム、外部システム連携を簡素化するオプション機能を提供

 キッセイコムテック株式会社は13日、レンタル業務システム「KAREN-CORE(カレンコア)」の新版「同 Version. 1.3.0.0」を、同日より提供開始したと発表した。

 KAREN-COREは、レンタル業務での利用に特化した販売・在庫管理システム。キッセイコムテックが情報機器レンタル事業で培ってきた運用ノウハウをもとに、レンタル業務に必要な機能を標準機能として実装・提供しているという。

 今回の新版では、個体管理品の個体ごとの機器情報を自由に管理できる機能や、顧客からの問い合わせ内容と対応状況を管理できる機能を新たに追加した。

 さらに、外部システム連携用のオプション機能によって、他システムとのAPI/CSV連携が可能になった。これにより、既存システムとのマスタ共有、二重入力作業の削減、BIツールとの連携によるデータの有効活用などが可能になるとのこと。また、ユーザー企業ごとにカスタマイズする対応を行っていた従来と比べて、連携機能導入までの工期を1カ月以上短縮したほか、70%程度の開発コストを削減できるようになったとした。

 さらにシステム連携については、OBCの「固定資産奉行」との自動連携オプションが提供され、在庫資産の取得から移動、除却、償却までをきめ細やかに管理可能になっている。なお、連携にはCSVを利用する。