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アビーム、Googleカレンダーなどと連携してSlackで会議調整を完結できる「Meeting Planner」

 アビームコンサルティング株式会社(以下、アビーム)は10日、GoogleやOutlookのカレンダーとSlackを連携し、Slackで会議調整を完結できる「Meeting Planner」を開発したと発表した。Slackの公式アプリケーションとして、「Slack App Directory」より提供開始している。

 アビームでは、Slackの開発・提供元であるSlack社と2019年にサービスパートナー契約を締結し、Slackをインターフェイスにしたコミュニケーション支援ソリューション「Empowered Communication Hub-Slack」を開発。社内のさまざまなアプリケーションとSlackを連携させるアプリケーションを提供してきた実績を持つ。

 今回提供される「Meeting Planner」は、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーのデータとSlackを連携させ、Slack上から会議調整ができるSlackユーザー専用のアプリケーション。日程調整に要する時間の削減やコミュニケーションの円滑化を通じて、社員の生産性を高め、より高度な業務への従事を促進することで、企業のさらなる業務効率化や生産性向上に貢献するという。

 具体的には、Slack上で「Meeting Planner」を起動し、会議出席者や調整期間などの条件を入力すると、出席者や会議室の予定を自動検索して候補日時を提示してくれる。ユーザーがそれらの候補から希望する会議日時を選択し、予定件名を入力して送信ボタンを押せば、自動的に出席者全員のGoogleカレンダーやOutlookカレンダーへ会議予定が追加される仕組みで、日程調整に要する時間を削減できるとのこと。

 価格は、1ユーザーあたり月額200円で、1万円の月額最低利用料金が設定されている。なおアビームでは、年間に10件、1000万円の販売を目標としている。