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NTT-AT、「WinActorシナリオセンタ」の技術者育成のためModis VSNと協業

研修サービスなどの提供を目指す

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)と株式会社VSN(以下、Modis VSN)は2日、「WinActorシナリオセンタ」の技術者育成を強化するために協業を開始すると発表した。

 NTT-ATは、RPAツール「WinActor」を活用した基幹システムのクラウド化を完了しているほか、請求書発行や物品管理などのサブシステムと基幹システムをWinActorにより連携し、関連業務の効率化を実現している。そして、こうした自らのデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する知見を生かしてDX支援ソリューションビジネスを拡大するため、パートナー企業とともに、顧客企業・団体へ高度なWinActorシナリオを提供する「WinActorシナリオセンタ」を開設した。

 さらに同社は今回、エンタープライズ向けシナリオ開発に携わる技術者育成の仕組み作りを進めるため、数々の研修を手掛けているModis VSNと協業。パートナーの技術者育成を支援する目的で、システム間連携用、システム移行用、RPAクラウドサービス「WinActor Cast on Call」用など、高度シナリオ開発に関する研修の提供を検討するとしている。

 なお第1弾としては「WinActorシナリオセンタ」従事(予定)技術者向けの研修を企画しているとのことで、2020年度上半期中の初回開催を目指して取り組みが進められている。