ニュース

GMOインターネット、Tesla V100搭載のクラウドサービス「GPUクラウド byGMO」に時間課金方式のオンデマンドタイプを追加

 GMOインターネット株式会社は23日、NVIDIAのGPU「Tesla V100」を搭載したクラウドサービス「GPUクラウド byGMO(以下、GPUクラウド)」において、時間課金方式で利用できる「オンデマンドタイプ」の提供を開始した。

 GPUクラウドは、機械学習やディープラーニング・AI分野などに求められる高速演算処理が可能な、NVIDIAのTesla V100を搭載したGPUサーバーを提供するクラウドサービス。GPUサーバーとCPUを搭載した仮想サーバーを組み合わせることにより、GPUだけではなく、CPUを用いるデータの前処理やAIモデルの設計など、用途に応じた柔軟なITインフラを構築できる。

 オンデマンドタイプは、国内の主要クラウド事業者として初めて、時間課金方式でTesla V100を搭載したGPUサーバーを提供する。料金は、初期費用は0円、利用料金は1時間345円(税別)。

 GMOインターネットでは、2019年3月からGPUクラウドを提供しているが、AIの導入を検討する企業からは、PoCにかかるコストを抑えたいといった要望が寄せられていたと説明。1時間単位のスポットで高性能のGPUサーバーを利用できるオンデマンドタイプにより、AIや機械学習分野の研究に取り組む研究機関、ベンチャー企業や大企業など、業種形態や規模を問わず、GPUサーバーの導入におけるハードルを下げ、ハイパフォーマンスのGPUサーバーを手軽に導入できるとしている。