ニュース

日立ソリューションズ、テレワーク環境でも共同編集が可能なマニュアル制作ツール「WikiWorks」を販売

 株式会社日立ソリューションズは16日、ナレッジオンデマンド株式会社と、チームドキュメンテーションをワンストップでサポートする「WikiWorks(ウィキワークス)」の販売パートナー契約を締結したと発表した。家格は個別見積もりで、6月17日から販売開始する。

 WikiWorksは、同時編集やレビュー、改訂、ページ単位のバージョン管理、差分出力、変更理由とのひも付けなど、マニュアル制作に必要な機能を統合して提供するツール。Web上で1つのファイルを共有しながらの同時編集やレビューに対応しており、チーム内のメンバーがテレワーク環境でも、共同執筆やワークフローによる作業分担を行えるという。

WikiWorksを活用したマニュアル制作のイメージ

 また、システム開発における仕様書などの関連情報を一元管理し、システム開発の進捗に連動したマニュアルを制作できる点もメリット。アジャイル開発やDevOpsでは、仕様を決めながらマニュアル制作を並行して進められるため、完成までの時間を短縮できるとした。

アジャイル開発と連動したマニュアル制作のイメージ

 さらに、制作したマニュアルはボタン1つでレスポンシブWebデザインに対応したHTMLやWord、PDFなどの形式に変換できるほか、各種翻訳支援ツールとの連携で、英語や中国語などの多言語翻訳を行え、マニュアルの修正した差分を出力して翻訳することも可能とのこと。なお現状では、Memsourceの「MEMSOURCE」、SDLインターナショナルの「SDL Trados Studio」の両翻訳支援ツールと連携できる。