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クロス・ヘッド、多様なエンドポイント向けセキュリティ製品をワンストップで提供するサービス

製品選定から導入、運用・監視までをワンストップで対応可能

 クロス・ヘッド株式会社は11日、さまざまなエンドポイントセキュリティ製品・サービスをワンストップで提供する「CROSS HEAD Advanced Security Service(CASS)」を提供開始すると発表した。複数の異なるエンドポイントセキュリティ製品を選択する場合でも、一貫したサービスが受けられるため、最適な製品を安定したサービス品質で一元的に導入・利用できるという。

 昨今、テレワークや在宅勤務の導入企業が増加しており、オフィス以外でのセキュリティ対策の強化が求められているものの、副作用として、利便性や生産性、業務効率の低下といった悪影響への懸念が生じているという。また、最適な情報漏えい対策製品の選定の手間や導入コスト、日々の運用に掛かる工数などが課題となり、導入検討が保留となるケースも発生しているとのこと。

 今回クロス・ヘッドが発表した「CASS」は、さまざまなエンドポイントセキュリティ製品や関連サービスをワンストップで提供するサービス。同社の知見を生かすことにより、利便性や生産性、業務効率を維持しながらテレワーク時代のセキュリティ強化を支援するとした。

 まずは、暗号化に関連する製品およびサービスの選定・導入支援から提供を開始。製品選定後は、ユーザー環境への導入を見据えた機能検証も支援することにより、機能検証の費用と工数を最小限に抑え、効率的な製品導入が可能になるという。

 製品は当初、クロス・ヘッドにて実績のある、WinMagicのディスク暗号化製品「SecureDoc1」、オレンジソフトのメールセキュリティ製品「BRODIAEA safeAttach」、飛天ジャパンの外部メディア管理製品「SecureCoreRSS」といった3製品をラインアップ。対象製品は随時拡大する予定となっており、8月までに、WinMagicのBitLocker管理製品「BitMana」、DataClasysのファイル暗号化製品「DataClasys」を順次提供開始する。

 なお製品導入後の支援についても、クロス・ヘッドの技術者によるプロフェッショナルサポート、24時間365日の有人監視サービスなどを提供。さらには、定期的なコンサルティングによるセキュリティ対策の最適化支援や、セキュリティ運用業務のアウトソースなど、さまざまなサービス拡充を予定しているとのことだ。