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アシストがルールベースAI「Progress Corticon 6.1」を提供開始、データソースへのアクセス機能を強化

 株式会社アシストは11日、米Progress Softwareが開発しているルールベースAI「Progress Corticon」の新版として、「同 バージョン6.1」を提供開始すると発表した。

 Progress Corticonは、人の知識をモデル化し、認知情報に対するアクションを自動化することによって、デジタルトランスフォーメーション(DX)/デジタライゼーションを推進するルールベースAIエンジン。

 今回の新版では、まず、データソースへのアクセス機能が強化されており、Microsoft Dynamics 365では、Dynamics CRMデータソースへの接続に対応したほか、Advanced Data Connector機能からRESTデータソースへの接続を行えるようにした。

 さらに、従来はシステム要件を満たしたデータベースアクセスのみを許可していたEnterprise Data Connector機能では、サードパーティ製のデータベースドライバ取り込みを可能にし、システム要件にないデータベースにもアクセスできるように改善した。これにより、Progress Corticon専用データベースを新規作成することなく、既設データベースへのアクセスが可能になる。

 また、ルール開発を効率化する機能を強化し、RESTサービスやデータベースのメタデータから語彙(ごい)を自動生成する機能を追加。このほか、Corticon Server .NET版の実装方式を大幅に変更し、パフォーマンスを改善している。