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デル テクノロジーズ、SONiCベースのネットワークソリューション「Enterprise SONiC Distribution」を発表

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社(以下、デル テクノロジーズ)は8日、ネットワークスイッチソリューション「Enterprise SONiC Distribution by Dell Technologies」(以下、Enterprise SONiC Distribution)を発表した。価格は個別見積もり。

 「Enterprise SONiC Distribution」は、ネットワークスイッチ「Dell EMC PowerSwitch」に、米Microsoftが中心となって開発しているオープンソースのネットワークOS
「SONiC(Software for Open Networking in the Cloud)」を組み込んだソリューション。オープンスタンダードに基づくアプローチで複雑さを排除しながら、俊敏で柔軟なネットワークを実現できるという。

 また、デル テクノロジーズの商用グレードのサポートが提供されため、クラウド事業者や大企業は、実際の稼働環境でテスト済みの、新たなレベルのツール、サービス、サポートを活用でき、社内の技術サポートチームに多額の投資を行わなくても済むとのこと。

 なおデル テクノロジーズでは、これまでにも、Cumulus LinuxやOpenSwitchなど、さまざまなネットワークOSをサポートしてきた実績を持つ。同社ではこうした点を踏まえてか、「オープンなネットワークOSの幅広い選択肢を提供しており、自社の優先事項に合わせて最適なハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを選択できるので、サポートやセキュリティ、自社IT環境への容易な統合性などを損なうことなく、オープンソースの革新的な環境のメリットを活用できる」とアピールしている。