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CDNetworksがクラウド型WAFサービスをリニューアル、DDoS防御機能も標準装備

 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン(以下、CDNetworks)は4日、既存のCDNプラットフォームに組み込まれたウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)について、アップグレードした新サービスの提供を開始したと発表した。

 新サービスとして提供する「アプリケーション・シールド」では、WAF機能として誤検知の少ないNaxsiベースのシグネチャを採用し、運用を容易にした。また、WAF機能に加えてDDoS防御機能を標準装備。DDoS防御機能は、リアルタイムに攻撃を検知/防御する常時ブロック型となる。

 さらに、オプションとしてBot防御対策を提供し、JavaScriptチャレンジ、ヒューマンインタラクション、デバイスフィンガープリントなど、さまざまな機能により脆弱性を突く攻撃に対応。セキュリティ診断サービスおよびログの提供もオプションとして用意する。

 CDNプラットフォームに完全統合されたセキュリティサービスとなり、CDNプラットフォーム上のエッジサーバーや中継サーバー上でサービスが稼働。別POPへの切り替えや、専用POPを経由しないためパフォーマンスが改善され、CDNサービスと共通のカスタマーポータルにより、管理上の利便性が向上するとしている。