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アトラシアン、プロジェクト管理ツールなどの製品に12の新たな自動化統合機能を発表

 アトラシアンは3日、プロジェクト管理ツール「Jira Software」やITサービス管理ソリューション「Jira Service Desk」、Gitソリューション「Bitbucket」、インシデント管理ツール「Opsgenie」などの製品に対して、12の新しい自動化統合機能を発表した。

 主な自動化統合機能のアップデートとしては、拡張されたBitbucketのダッシュボードと自動更新により、アサインされたJiraの課題やチームレベルで関連するプロジェクトなどをBitbucketから直接確認できるようになる。これにより、コードを離れて他のツールでステータスの更新や検索をすることなくプロジェクトの状況を把握したり、タスク間を移動できるようになる。

 Bitbucketのコードレビューでは、コードの変更に関連する情報をすべてプルリクエストビューに表示することで、コードの変更をすばやく特定して、アクションアイテムとフィードバックを作成し、一度に複数のプルリクエストに効率よく対応できるようになり、より素早いコードレビューを支援する。

 DevOps自動化トリガーとしては、コードリポジトリにおけるコミットやプルリクエストをトリガーとして、開発アクティビティと各種作業を同期する自動化ルールを数クリックで作成できるようになる。コードのコミットやプルリクエストをトリガーにJiraの課題を自動的に更新とともに、Jiraの課題のアサインを変更することや、新たなプルリクエストについてチームのSlackチャンネルにメッセージを送ることなど、より複雑なルールを設定できる。

 DevSecOpsと変更管理の自動化については、Bitbucketのコードインサイトが、テストやエラー監視の自動化ツールをコードレビュープロセスに組み込むことを可能にする。また、Bitbucket Pipelinesから自動的にJira Service Deskに変更リクエストを作成し、新しいリスクアセスメントエンジンを利用して、変更のリスクをすばやくスコア化、リスクの低い変更を自動承認しデプロイすることができる。