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シエンプレとサイバーセキュリティクラウドが提携、企業のWebリスク対策を支援

 シエンプレ株式会社と株式会社サイバーセキュリティクラウドは29日、業務提携を行い、企業のWebリスク対策を支援すると発表した。

 両社によれば、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて人々の生活様式が大きく変わる中で、企業が抱える2つのリスクが増大しているという。1つ目は、外部との接点がほぼすべてネット経由となり、SNSや口コミサイトの活用が増大する中で、SNSや口コミサイトでの炎上リスク、サイレントクレームリスクが高まっていること。

 また一方で、テレワークの増加に伴ってオフィスで勤務する人数が減少傾向にあるが、長期休暇中にはサイバー攻撃が増加する傾向があることから、テレワークが定着すると、長期休暇時と同様に企業のサイバーセキュリティリスクが高まることが予想されているという。

 こうした、Webを通じたさまざまなリスクが高まっている背景を受け、シエンプレとサイバーセキュリティクラウドは業務提携し、互いのサービスを連携しながら、Web上におけるリスクの啓発や、Web上のさまざまなリスク軽減を支援するとしている。

 なお両社の提携によって、炎上対策からサイバーセキュリティ対策まで、幅広いリスクに対応したサービス展開が可能になるとのこと。具体的には、シエンプレのコンサルティングサービスを利用する企業に向け、サイバーセキュリティクラウドのクラウド型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「攻撃遮断くん」の提供などを行っていく考えだ。