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TOHKnet、都市型データセンター「仙台中央データセンター」のフロアを増設

 東北インテリジェント通信株式会社(以下、TOHKnet)は26日、同社の都市型データセンター「仙台中央データセンター」について、満床となったことからフロアを増設し、6月1日に新フロアの運用を開始すると発表した。

 新フロアでは、サーバーラックの効率配置により最大120ラック増設するとともに、1ラック当たりの電源容量を現行フロアより増量。また、より小規模なハウジングメニューとして、1/4ラックと1/8ラックを新たにメニューに追加した。これにより、ユーザーは設備規模に応じた電源容量とラックが選択可能となる。

 TOHKnetでは、AIやIoTなどの技術の進展に伴って企業・法人が保有するデータ量が爆発的に増大し、データセンターへのニーズが高まっており、特に運用担当者がすぐに駆けつけることができる都市型のデータセンターに注目が集まっていると説明。仙台中央データセンターは、利便性に優れた仙台市中心部に位置しており、東北内だけでなく首都圏・関西圏からも多くの契約があるという。

 TOHKnetでは、IT-BCP対策など顧客のニーズに的確に応えられるよう、仙台中央データセンターのさらなるサービスの充実に努めていくとしている。