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ファイア・アイ、マルチクラウド向けセキュリティ集中管理ソリューション「FireEye Cloudvisory」を国内提供

 ファイア・アイ株式会社は26日、マルチクラウド向けセキュリティ集中管理ソリューション「FireEye Cloudvisory」の国内提供開始を発表した。

 FireEye Cloudvisoryは、米FireEyeが2020年1月に買収したCloudvisoryの技術と、FireEyeのクラウドセキュリティポートフォリオを統合し、拡大を続けるクラウドや、クラウド上の設定ミスの集中管理を実現する、クラウドネイティブなセキュリティソリューション。コンプライアンス、ガバナンス、可視化の集中管理により、マルチクラウドに安全性を提供する。

 セキュリティ運用を統合化する「FireEye Helix」と連携し、検出されたインシデントに対してインテリジェントな自動レスポンスを実施することも可能。また、クラウド上の脅威検知「FireEye Detection On Demand」や、メッセージサービスを対象とした「FireEye Messaging Security」と連携させることで、クラウド上のコラボレーションツールやクラウド/ストレージ上で発生した脅威を特定することもできる。

 従来型データセンターからプライベートクラウド、パブリッククラウド環境を含むマルチクラウド環境に対し、インテリジェントなセキュリティ分析と自動インシデントレスポンスを提供する。

 FireEye Cloudvisoryソリューションは、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud、Kubernetes、OpenStackのクラウド環境のほか、従来型仮想環境やベアメタル環境にも対応。SaaS、オンプレミス、スタンドアロンもしくはFireEye Helixと統合して利用できる。