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リアライズ、データの統合・整備を短期間で行う「顧客データマネジメントBasic」

最低限必要となる、基本的な取り組み内容にフォーカス

 NTTデータグループの株式会社リアライズは22日、企業がデータ活用を行う際に不可欠とされるデータマネジメントの取り組みの中から、顧客データに関するメニューを厳選し、「顧客データマネジメントBasic」として新たに提供すると発表した。

 「顧客データマネジメントBasic」は、データ活用の前段階として必要になる、「データの収集、統合、品質の改善といった工程を支援するサービス。顧客データの活用にあたって最低限必要となる、基本的な取り組み内容にフォーカスすることで、短期間のうちに顧客データを活用可能な品質に引き上げられるという。

 具体的には、顧客企業が持つデータ活用目的や業務を踏まえた上で、データ統合やデータ整備、データ運用設計などを企業ごとに設計していくとのことで、顧客データのコンディション確認やデータ課題の洗い出しを行う「1)初期設計」、データハブ処理によって顧客データの整備を図る「2)初期データ構築」、データ運用の構築支援(ガバナンス)を行う「3)データ運用に向けた設計」などを提供。オプションでは、定常的なQ&A対応、定期的なデータ品質診断(スチュワードシップ)といった運用サポートも提供する。

 期間と費用は、1)~3)までで2カ月、300万円程度を予定している。2)ではData-Master、Sansan Data Hubなどのソリューションを利用するが、それらの費用は別途必要となる。また、より深くデータマネジメントに取り組みたい企業には、別途データマネジメントソリューションを提供するとした。

 なお「顧客データマネジメントBasic」は、Sansan株式会社とのアライアンス「Sansan Plus Integration」のメニューでも提供予定で、その際にはSansan Data Hubの導入コンサルティングを実施するとのこと。