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テレワーク導入相談窓口で企業のBCP対策を支援、マクニカネットワークス

 マクニカネットワークス株式会社は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って急増している、テレワークの導入を検討する企業を支援するため、「BCP対策相談窓口」を設置すると発表した。期間は5月29日までで、同社営業日の9時~12時、13時~17時に対応する。

 現在では多くの企業が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、BCP(事業継続計画)の観点からテレワーク導入の必要性に迫られている。しかしマクニカネットワークスでは、環境整備を行うための十分な時間が確保できず、テレワーク導入に踏み切れない企業も相当数あると推測。こうした企業を支援するため、BCP関連製品・サービスの導入に関する相談窓口を設置するとした。

 この窓口では、各企業固有の課題や潜在的なセキュリティリスクを踏まえ、各ソリューションの導入について具体的な方法をアドバイスするため、個社の事情に応じたテレワークを導入して事業継続性を確保しながら、新型コロナウイルスの感染拡大防止につなげられるとしている。

 具体的には、これからテレワークを導入検討する企業向けに、自宅インターネット環境から業務ネットワークにアクセスするために必要な、SSL-VPN、端末セキュリティなどについて案内する。

 また、テレワーク環境で経営効率を向上させたい企業には、さまざまなドキュメントの電子保管を行うコンテンツコラボレーションのあり方や、契約書/稟議(りんぎ)書などのハンコ押印、社内承認フローの電子化について案内するとした。

 このほか、BCP対策でテレワークを全社展開したい企業に対しては、想定されるセキュリティリスクを見据えた、大規模な環境構築の支援内容について案内するとのことだ。

 なお同社では、5月14日、21日、28日の3回、BCP対策ソリューションの概要をオンラインセミナーにて案内する。