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SAPジャパン、iOS/macOS向けアプリの開発に活用できる「SAP Cloud Platform SDK for iOS」新バージョン

 SAPジャパン株式会社は2日、エンタープライズ向けiOS/macOSアプリケーションの開発に利用できる「SAP Cloud Platform SDK for iOS」バージョン5.0を提供開始すると発表した。

 SAP Cloud Platform SDK for iOSは、iPadアプリと同じフレームワークやリソースを利用して、macOSでネイティブに動作するアプリを作成し、Mac独自の機能を追加できるツール「Mac Catalyst」をサポート。これにより、企業はiPhone、iPad、Macで動作する従業員向けアプリを開発し、導入できる。

 SAPでは、SAP Cloud Platform SDK for iOSにより、開発者はデザイン言語の「SAP Fiori for iOS」が提供する再利用可能なデザインコンポーネントとともに利用することで、SAP Cloud Platformのサービスと機能、およびそのバックエンドシステムを利用して、直感的に操作ができるネイティブアプリケーションを開発できるとしている。

 また、SAP Cloud Platform SDK for iOSで開発したアプリは、既存の方法で導入できるだけでなく、SAP App CenterやApp Storeといったアプリケーション販売チャネルを通じても配信できる。