エクイニクス、シンガポールで4拠点目の「SG4」データセンターを開設

　米Equinix（以下、エクイニクス）は1日、シンガポール国内で4拠点目となるInternational Business Exchange（IBX）データセンター「SG4」の開設を発表した。

　SG4は、シンガポールのデータセンター集合設置地域の1つであるタイセン工業地域にあり、第1フェーズで4220㎡を上回るコロケーションスペースと1400ラックを提供する。初期投資額は7400万米ドル。最終フェーズでは総面積1万2280㎡、4000ラック以上を提供する予定。

　低遅延のダークファイバーリンクによって、シンガポール国内の3つの既存IBXデータセンターと結ばれており、顧客はSG4を利用することで、金融サービスやクラウドサービス、バイオメディカルサイエンス、IT、通信、メディア、物理科学、エンジニアリングなどの695社を超える企業とセキュアに相互接続できる。これには210以上のグローバルネットワークサービスプロバイダー、190以上のクラウドおよびITサービスプロバイダーも含まれる。

　また、SG4では、エクイニクスのSDNベースのオンデマンドインターコネクションサービスであるEquinix Cloud Exchange Fabric（以下、ECX Fabric）を含む、広範なインターコネクションソリューションを提供。企業は、自社の分散インフラストラクチャーをPlatform Equinix上の他社の分散インフラストラクチャーへ接続できるとしている。