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デンソー、データセンターインフラ管理(DCIM)ソフトウェア「garmit」新版を提供開始

 株式会社デンソーは30日、データセンターインフラ管理ソフトウェア「garmit」の新バージョン(Ver1.4)を3月末より提供すると発表した。

 garmitは、データセンター内のサーバールーム設備における分電盤やラック電源の監視、温湿度などの環境監視機能に加え、ラックや収容機器の資産管理、ネットワークや電源の接続管理、作業予定管理などを、グラフィカルな管理画面で提供するウェブシステムに統合したDCIMソフトウェア。

 新バージョンでは、ユーザビリティやパフォーマンスなど従来版からの機能改善に加えて、利用企業からの要望が高い機能として、電気錠ハンドルのリモート施開錠操作およびラック扉開閉監視を行うラック電気錠管理機能、非常用電源設備のバッテリー性能監視を行うバッテリー監視機能、計測したデータをあらかじめ登録したスケジュール(日報、月報など)で自動出力するレポートスケジュール機能を追加した。

 デンソーでは、garmitを活用することで、ファシリティ管理とITアセット管理をシームレスに統合でき、データセンターの運用と保守に伴う日々のコストと時間の削減や、データセンター全体のパフォーマンスを最適化できるとしている。

電気錠マップの画面イメージ
バッテリー監視の画面イメージ