ニュース

ファイルサーバー検索・文書共有システム「FileBlog 4.1」、ファイルの取り扱い権限を詳細に設定できる機能を搭載

 株式会社鉄飛テクノロジーは、ファイルサーバー検索・文書共有システムを構築するパッケージソフトウェア「FileBlog」において、新版「同 4.1」を同日より提供開始すると発表した。ファイルのダウンロードや印刷などの許可・禁止をきめ細かく設定できる「セーフプレビュー機能」が追加されたという。

 FileBlogは、既存のWindowsファイルサーバー環境にアドオンするだけで、LAN環境およびリモートアクセスにより、ファイルの全文検索、ページプレビューの閲覧を行えるソフトウェア。一般的な文書管理ツールの導入時に生じる、ファイルの再整理や分類などの作業を実施する必要がなく、Windowsエクスプローラーのような操作性で検索とファイル操作を行えるという。

 今回の新版では、新たにセーフプレビュー機能が追加された。ファイルのダウンロードを禁止しつつ、印刷・閲覧を個別に許可設定できるようになったため、ファイル流出や不正な二次利用への対策が可能になったという。

 また、閲覧時のコピー&ペーストを禁止したり、印刷時・閲覧時にユーザー名や日付による透かしを挿入したりすることも可能で、フォルダやユーザー、アクセス経路ごとに制限を設定できるので、社内部署や外部の協力会社といったユーザーの所属・役職、ファイルの特性、作業場所、端末などに合わせて、きめ細かい権限設定や運用が行えるとのこと。

 なお、このセーフプレビュー機能は、既存ユーザーは最新版へのアップデートによって無償で利用可能。新規ユーザーには標準機能として提供される。

 またFileBlogでは、PDF文書だけでなく、Microsoft Office文書やAutoCAD図面など多様なファイル形式の文書をサーバー上でPDF形式に変換し、Webブラウザにプレビューを表示する機能も備えている。今回の新版からは、このプレビュー表示を、暗号化通信を用いる方式に変更し、安全性を向上させた。