日立システムズの中小製造業向け基幹業務パッケージがRPAと連携、製造現場の生産性向上を支援

　RPAテクノロジーズ株式会社と株式会社日立システムズは27日、日立システムズが中堅・中小規模の製造業向けに提供している基幹業務パッケージ「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションとして、RPAテクノロジーズのRPA製品「BizRobo! mini」を活用したサービスを同日より提供すると発表した。これにより、製造現場の生産性向上を支援するという。

　新サービスは、従来の統合型基幹システムではカバーすることが難しかった、人手を介したシステムへの入力・転記作業を自動化するもの。省力化および人為的ミスの防止により、製造現場の生産性向上を支援するという。

　例えば、FutureStageに新たな製品情報を登録する際に、BizRobo! miniによるRPAを活用し、品目マスタ、単価マスタ、構成マスタなど複数のマスタ情報の整合性をとった状態で、紙帳票や表計算ソフトウェアから自動的に登録できるようにする。

　ほかにも、受注時に必要な注文データなどをFutureStageへ自動登録したり、出荷や生産が遅れている品目、欠品が発生しそうなリストを自動で作成し、担当者にプッシュ型でアラートを送信したり、といったことも可能になるとした。

　なお、今回自動化される部分はテンプレートとして部品化されているため、FutureStage 製造業向け生産管理システムに簡単に導入可能としている。

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