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アールスリー、kintoneの活用を支援するSIサービス「gusuku Boostone」

アドバイザリーから開発作業までをトータルで提供可能

 アールスリーインスティテュート(以下、アールスリー)は20日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」の活用を支援するSIサービス「gusuku Boostone」を発表した。4月のサービス開始を予定している。

 「gusuku Boostone」は、kintoneを用いて自社システムを開発している担当者に向け、アールスリーのエンジニアリングリソースを提供し、kintoneの活用をサポートするサービス。5種類のサポートメニューを用意している。

 1つ目の「アドバイザリー」は、kintoneアプリの作り方、業務改善の方法、IT全般の相談を受け付けるもの。2つ目の「JavaScript相談」は、kintoneのカスタマイズ相談を受けるもので、JavaScriptによるカスタマイズ、もしくはアールスリーのkintone向けカスタマイズサービス「gusuku Customine」を用いたカスタマイズに関して、相談を受け付ける。ただし、このメニューでは開発作業は行わない。

 これに対して、開発を行うサービスメニューを3つ用意した。

 具体的には、アールスリーのエンジニアと顧客がWeb会議で話をしながら、エンジニアがその場でkintoneアプリを作成する「対面開発」と、同様にWeb会議を行いながら、gusuku Customineを用いてkintoneアプリのカスタマイズを行う「Customine対面開発」、また、JavaScriptでのカスタマイズや他システムとの連携プログラムを開発する「JavaScript開発」を提供する。

 このうち「JavaScript開発」では、1~2週間単位で実施する内容を決め開発を行うが、提供できるリソースに限りがあるため、大規模な開発の場合は、アールスリーのSIサービス(ハイスピードSI)の利用を依頼するケースもあるとしている。

 なお、これらのメニューは、5つのプランにパッケージされて販売される。

 価格例(税別)は、「アドバイザリー」のみ利用できるAプランが月額3万5000円、「アドバイザリー」「JavaScript相談」「対面開発」が利用できるCプランが月額10万円、5つすべてのメニューが利用できるEプランが月額85万円。どのプランも契約は偶数月の最初の営業日から開始され、2カ月単位での契約となる。