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アールスリー、テンプレートを利用してkintoneベースのシステムを迅速に構築する「HighspeedSI for X」

SFAやCRM、コールセンターなど8つの業務が対象

 アールスリーインスティテュート(以下、アールスリー)は11日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」をベースとしたシステム構築サービス「HighspeedSI」において、新メニュー「HighspeedSI for X」を提供開始したと発表した。テンプレートアプリからスタートすることで、さらに高速な開発を行えるという。

 アールスリーでは、kintoneを土台として利用することで、迅速なシステム開発を実現するHighspeedSIサービスを提供してきた。今回発表されたHighspeedSI for Xでは、顧客からのニーズの高い8業務について、kintoneアプリおよびカスタマイズをパッケージングしてテンプレートとし、そのテンプレートから開発を始めることによって、従来のHighspeedSIよりも、さらに高速なシステム開発を提供するという。

 なお、HighspeedSI forXはテンプレートを販売するのではなく、テンプレートを出発点とし、顧客企業の業務に合わせたシステム開発を行っていくため、通常のHighspeedSIと同様に、企業の課題をヒアリングするからスタートするとのこと。

 具体的には、問い合わせを受けたアールスリーが課題をヒアリングし、HighspeedSI for Xで用意しているテンプレートが適合するかどうかを判断した上で、見積もり・提案を行うとしている。テンプレートが適合する場合はアプリを参照してもらい、そこから作るべきシステムのイメージを固めていくとのことだ。

 現時点での具体的な対象業務は、以下の8つ。アールスリーでは、今後、対象業務の拡大も予定している。

・SFA
・CRM
・コールセンター
・日報
・健康管理
・進捗管理
・在庫管理
・受発注