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アット東京、Microsoft Azure ExpressRouteへの接続拠点を開設

Microsoft Azureへのダイレクト接続サービスを提供

 株式会社アット東京は24日、同社のデータセンター「中央センター(CC1)」に、専用線でMicrosoft Azureに直接接続できる「Microsoft Azure ExpressRoute」の接続拠点が近日開設されると発表した。

 CC1に開設されるExpressRouteの接続拠点は、Microsoft Azureへのダイレクト接続拠点として東京で2番目の拠点(Tokyo2)となる。アット東京のデータセンター利用者は、通信コストの削減に加え、構内環境で直接接続が可能となり、Azureへのセキュアで安定したアクセスが可能になる。

 さらに、既存の接続ポイントとの併用により、アット東京のデータセンター利用者以外も可用性の高いネットワーク環境が構築でき、企業の事業継続管理(BCM)がより確実になるとしている。

 アット東京では、Azure ExpressRouteとのダイレクト接続サービス「プレミアムコネクト for Azure」の申し込み受付を24日に開始した。サービス提供は近日開始予定。プレミアムコネクト for Azureは、10Gbpsまたは100Gbpsの物理ポートを占有利用が可能なAzure ExpressRoute Directに、光ファイバーケーブルで接続するサービスで、アット東京のデータセンター内にある接続拠点に構内で直接接続する。

 同時に、アット東京のサービスプラットフォーム「ATBeX」を利用してAzure ExpressRouteへの接続を実現する「ATBeX ServiceLink for Azure」の申し込み受付も開始した。アット東京がExpressRoute L2サービスプロバイダーとして提供するサービスで、ATBeXを介してAzure ExpressRouteに接続し、50Mbpsから10Gbpsまでの必要な帯域に応じて顧客のネットワークを構築できる。サービス提供開始は2020年初旬予定。