テクマトリックス、米Forescoutのネットワーク可視化製品を販売　OT／IoT環境を含めたセキュリティ対策を支援

　テクマトリックス株式会社は23日、米Forescout Technologiesと販売代理店契約を締結し、同社のネットワーク上のデバイスを可視化し、セキュリティ対策を支援するソリューション「Forescout Platform」を販売開始すると発表した。

　Forescout Platformは、エージェントレスで、ネットワークに接続するデバイスとその状態を可視化できるアプライアンス製品。IPアドレスを持ったすべてのデバイスをネットワーク接続時に検知でき、検知されたデバイスは、PC、スマートデバイス、IoT機器、OT機器、ネットワーク機器などに自動で分類される。

　さらに、収集したデバイスのデータをセキュリティポリシーと照合して不適合なものを検出し、ネットワークからの強制的な切り離しを自動的に行えるという。

　これにより、ネットワーク管理者の負荷を軽減するとともに、効果的なセキュリティ対策を実現できる点がメリット。また、70以上のサードパーティのIT製品、セキュリティ製品とも連携可能で、さまざまなワークフローを自動化し、より効率的な運用をサポートするとのこと。

　テクマトリックスでは、Forescout Platformを、製造業を中心に幅広い分野に提供するほか、2020年春には、テクマトリックスのサポート＆セキュリティサービス「TechMatrix Premium Support powered by TRINITY」において、監視／運用サービスを展開する予定。なお、製品はハードウェアアプライアンス、仮想アプライアンスの両形態で提供される。