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ベネッセインフォシェルが「JP1」で業務を自動化、2800時間の工数削減を実現

 株式会社アシストは17日、ベネッセグループ各社の情報システムの運用・保守を担う株式会社ベネッセインフォシェルが、日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を採用し、2800時間分のITシステム運用業務の削減に成功したと発表した。

 ベネッセインフォシェルでは、さらなる運用高度化を実現するため、既存業務を「定型・非定型」と「年間工数」の2軸で分類し、自動化による効果が最も得やすい業務のスコープを特定した。

 そのうえでこれらの業務を、アシストが提供する「JP1/Automatic Operation」によって自動化するとともに、運用担当者にわかりやすい操作画面や環境を提供する「JP1/NavigationPlatform」を併用し、運用手順やノウハウの可視化と、各種ガイドラインの策定を実施した。

既存業務の分類イメージ

 さらに、コスト重視の業務について、2018年度には14種類の業務の自動化と、2800時間の工数削減に成功したが、2019年度には自動化の対象業務を40種類に拡大。5000時間の工数削減を目指し、JP1の他製品群との連携によって、さらなる効率化に取り組む予定としている。

 なおアシストでは、ベネッセインフォシェルによる運用高度化への取り組みにあたり、要件に応じた最適な製品提案・導入から、業務プロセスの見直し、各種ガイドライン策定までを支援している。