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スカイアーチ、サイバーマトリックスのセキュリティ運用クラウド「CyberNEO」を販売

 株式会社スカイアーチネットワークス(スカイアーチ)は16日、グループ会社であるサイバーマトリックス株式会社のセキュリティ運用クラウド「CyberNEO」を販売すると発表した。まずは、CyberNEOの各機能をAWS WAFの運用に最適化したバージョン「CyberNEO AWS WAF Edition」を提供する。

 CyberNEOは、セキュリティの運用作業を支援するサービス。ハッキング技術やセキュリティ対策に熟知したセキュリティ専門家とデータサイエンティストの知見をAI化し、セキュリティログを効率的かつ効果的に分析した上で、その分析結果を即座に防御に反映させているという。

 具体的な要素としては、異常を見つけるためのノウハウが凝縮されたAIモデル「AI NEO」、管理者や監査イベント、テナントなどを可視化し一元管理できるポータル「CyberNEO Portal」、世界中の脅威情報を収集しシステムに最適な脅威情報の配信を行う脅威インテリジェンス「Threat Feed」、セキュリティデバイスを自動で制御するため、デバイス上で提供するAPIを介してポリシーを変更・更新する「Policy Enforcer」などから構成される。

 今回提供されるAWS WAF Editionは、AWS環境下での利用となり、AWS WAFへのルール配信、AIを活用したログ分析機能、脅威インテリジェンス配信、レポート機能を搭載するとのこと。

 基本料金(税別)は、「スタンダードプラン」が月額5万円から、Web脆弱性診断にも対応した「アドバンスプラン」が月額12万8000円から。