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ソルネット、商工会議所向け業務クラウド「チェンバーズパック クラウド」 中小規模に必要な機能を厳選

 JBCCグループの株式会社ソルネットは10日、商工会議所向けの業務サービス「チェンバーズパック クラウド」を、12月中旬より本格的に販売開始すると発表した。

 ソルネットでは、商工会議所向けの業務パッケージ「チェンバーズパック」を1998年より提供しており、現在では、政令指定都市の商工会議所の70%以上に導入されているという。

 今回発表された「チェンバーズパック クラウド」は、このクラウドサービス版。中規模から小規模の商工会議所に必要な機能を従来のパッケージ版から厳選し、安価かつ迅速に導入できるクラウドサービスとして提供するという。

 システムでは、「会員・会費情報」「指導・訪問履歴」「融資・共済情報」など、事業所にかかわる全情報をひとまとめに管理できるほか、ExcelやPDF、画像ファイルなどの添付ファイルもあわせて管理可能なため、ペーパーレス化を実現するとのこと。

 また、会議所内で利用する会議データや分析用データ、国や市区町村への提出用データなど、さまざまな用途にあわせてデータ出力を行える点も特徴。140を超える豊富な検索機能で必要な情報をすぐに抽出できるとしている。

 価格は月額4万円(税別)から。なお、会議所内での利用ユーザー数は無制限となっている。