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ウイングアーク1st、帳票基盤ソリューションの最新版「SVF Ver.10.0」を発売

 ウイングアーク1st株式会社は2日、帳票基盤ソリューション「SVF」の最新版となる「SVF Ver.10.0」を発売した。

 新バージョンでは、「未来の帳票」を開発コンセプトとし、今後予想されるIT人材不足に対応する機能として、設計ツールを必要としないExcelを帳票フォーマットとして利用できる機能を搭載。Excelファイルを直接SVFの設計ファイルとして利用することで、帳票デザインの難易度を下げ、電子ファイルによる業務範囲を拡大する。

 また、SVG(Scalable Vector Graphics)出力対応により、ウェブブラウザーでの表示を可能にし、スマートフォンやタブレットなどさまざまな閲覧環境での閲覧・再加工を可能にした。さらに、RDEサーバーの負荷を分散することでスループットを向上させ、大量データ出力時のスケーラビリティと高い可用性を提供する。

 ウィングアーク1stでは、2010年発売のVer.9.0以来となるメジャーバージョンアップに合わせて、SVFのシンボルロゴを刷新。製品を選択しやすくすることを目的に、「PDF系」「基盤系」「印刷系」「ファイル出力系」の4分類で、主要製品をパッケージ化した製品「SVF Ver10.0 SUITE」も新たに提供する。